どうも!ドゥブです。
円預金していても金利付かないし、円安が進んでいるから外貨預金を検討している方へアドバイスです。
ただ銀行で外貨預金をするなら、FXの方が良いです。
FXもゼロサムゲームなので、投資としては魅力的ではないですが、同じやるなら外貨預金はお勧めせず、FXの方がお勧めという理由をこの記事で説明していきます。
【外貨預金とは】
そもそも外貨預金とは何かをわかりやすく説明します。
外貨預金は、米ドルやユーロなどの外国の通貨でお金を預けることです。
日本円で預金する場合はそのまま円で預けるのに対し、
外貨預金では、まず円を外国通貨に交換してから預けます。
外貨預金は、一般的な円での銀行預金よりも高い金利がつくため、最近注目されています。
外貨預金は為替レートの変動によって預金額が増える可能性もあるため、
資産運用方法としても期待されています。
特に最近は円安が進んでいるので為替差が狙いやすい環境です。
外貨預金というと外国の通貨を扱うイメージがありますが、実際に利用するのは日本の金融機関です。
必要であれば取引上で、日本語による手厚いサポートも受けられます。
ただし、日本円による預金とは異なる点が多いため、利用する際には注意が必要です。
では外貨取引では何を意識していけば良いのでしょうか?
続いて説明していきます。
【外貨預金で意識するポイント】
外貨預金をするなら、後述する3つのポイントは知っておいてください。
これはFXをする際でも共通する知識となります。
意識して知っておいてほしいポイントは通貨の種類、金利、手数料です。
①通貨の種類
銀行やFX会社によって扱っている通貨の種類は異なります。
一般的に扱われている通貨は米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、トルコリラ、南アフリカランドです。
それぞれの通貨には特徴がありますので、外貨預金する通貨を検討する際の参考にしてください。
有名な通貨について簡単に紹介します。
・米ドル
世界で最も取引されている通貨であり、情報量も多いため初心者でも取り組みやすい
・ユーロ
EUが発行しており、第二の基軸通貨と呼ばれている
・英ポンド
イギリスの通貨であり、ユーロと似た値動きをする
・豪ドル
オーストラリアの通貨で、エネルギー資源に連動する
・トルコリラ
トルコの通貨で、金利が高く将来の経済成長が期待されている
・南アフリカランド
南アフリカ共和国の通貨で、金やプラチナの価格に連動する
②金利
あらゆるビジネスにおいて金利を考慮しないことは、まずあり得ません。
外貨預金の金利は、各銀行やFX会社、また通貨によって異なります。
一般的には、高金利の通貨を選ぶことで、金利上はより利益を得ることができますが、
為替リスクも考慮する必要があります。
基本的に経済や政治が不安定な国の通貨は高金利の通貨となり、為替レート自体がぶれやすいです。
為替自体の変動によって利益が増える可能性もあれば減る可能性もあるので、
この点はしっかり考慮してください。
つまり、金利と為替リスクのバランスを考慮して通貨を選ぶ必要があります。
投資とは常にリスクとゲインのバランス感覚がいりますからね。
③手数料
手数料も重要な要素です。
外貨預金には、取引手数料や維持手数料などの手数料がかかります。
手数料は利益を減らす要因になるため、できるだけ低い手数料で取引しましょう。
銀行は売り買いでそれぞれ高い手数料を取られるため、
銀行での外貨預金はやめて、やるならばFXで取引してください。
FXならば売り買いの為替差(スプレッド)が小さく為替益を最大化できます。
これら3つのポイントを考慮して、
外貨預金をどこでした方が自身が利益を最大化できるか考えましょう。
ただし、個々のニーズや目的によって証券会社は異なりますので、
自身の目的や予算に合わせて証券会社を比較し、最適な選択をすることをおすすめします。
また外貨預金にはリスクも存在します。
為替レートの変動や政治・経済の不安定要因によって、預金額が減少する可能性もあります。
預金も投資の一種ですから、リスクとリターンを考慮し、適切な判断を行うことが重要です。
【外貨預金のリスク 3点】
ここでは、外貨預金のリスクを3つ紹介していきます。
①預金保護の対象にならない
外貨預金は預金保護の対象にはなりません。
円預金ならペイオフで預金保護の対象となるため、
1,000万円という上限は保護されるので、安心して預けられます。
しかし、外貨預金は預金保護の対象ではないため、
金融機関が破綻すると預金は1円も戻ってきません。
②為替変動の影響を受け、元本割れする可能性がある
外貨預金は円を外貨に両替して預けるため、為替変動の影響をそのまま受けます。
為替は諸外国の経済動向や政策金利によって常に変動しているため、
その為替レートの影響で良くも悪くも外貨預金の円貨合計金額は変わります。
うまく儲けれることもあれば、損する時もあるってことです。
例えば、1ドル=100円の時に10万円を米ドルにして、1,000ドル預けたとします。
もしその後に1ドル=80円の円高となると、1,000ドル×80円から8万円に減るので、2万円の損となります。
ですが、1ドル=120円の円安になれば、1,000ドル×120円から12万円に増えるので、2万円の儲けとなります。
つまり外貨預金は為替変動の影響を受けるため、
預けた時よりも円高に傾くと、元本割れするリスクがあります。
これは外貨預金に関わらず、
あらゆる投資で元本割れするリスクがあるというのは基本中の基本ですね。
投資は自己責任が全てです。
③手数料に注意が必要
外貨預金を行う際には、手数料に注意が必要です。
銀行や証券会社によって手数料の設定や為替差益の取り扱いが異なりますので、
よく確認することが重要です。
売り買いの手数料が高かったり、売り買いでの為替差が大きいところで取引すると、
せっかくお金が増えたにしても、どこで取り引きするかで
実際に受け取る金額が目減りしてしまいます。
為替自体は良くなっていて利益がでるはずなのに、
手数料を差し引いたら損をしてたら意味ないですよね?
この手数料の差ですが、銀行と証券会社での手数料の差が大きいことが、
僕が銀行ではなく、FXで外貨投資をすべきという一番強調したいポイントです。
【FXをお勧めする理由】
ここまでの内容で外貨預金とは何かはわかったと思います。
外貨預金は利息や為替差益を受け取れるため、「資産が増える」と期待しがちです。
しかし、これから外貨預金を始めるのであれば、今まで説明したようなさまざまなリスクもある上で、できるだけ利益が残せるよう考えることが大切です。
銀行での外貨預金と聞くと、円預金とあまり大差がなく、安全な資産運用の一つのように考えてしまいがちです。
一方でFX取引というとギャンブルという意識が皆さん強いんじゃないでしょうか?
しかし銀行での外貨預金というのは、為替レートの変動で常に勝者と敗者が存在するFXと同じです
。ただ銀行では自分が保有している金額までしか外貨を購入できないですが、
FXであればレバレッジを利かすことができます。
FXでレバレッジが1倍で外貨を購入したら銀行と同じことです。
外貨預金は、円預金と同じように元本保証されるイメージはありますが、
「決して損はしない」という訳ではないのですから。
では以下で、僕が外貨預金やるならFXが良い理由を3つ紹介していきます。
①多様な取引ができる
まず銀行では外貨を買うことしかできません。
売りから取引に入ることができないのです。
ん?外貨を売りから入るってどういうこと??良くわからないんだけど。。。
売りから入るというのは、あまりイメージわかないかもしれませんが、
外貨を先に売って、後で買い戻すという取引がFXならできます。
株でいう空売りみたいな取引です。
つまり銀行では円安になった時しか儲けれないですが、
FXであれば円安になった時でも儲けることができるのです。
また取り扱っている外貨の種類も銀行より証券会社の方が多いことが多いです。
銀行では米ドルやイギリスのポンドなど有名な通貨は扱っていますが、
マイナーな通貨は扱わないことが多いです。
また円と特定の外貨だけでなく、外貨と外貨の取引も可能です。
例えばドル円の取引ではなく、ドル/ポンドの取引なども可能です。
このように取引の多様さ、選択肢の多さで、銀行よりFXが圧倒的に優位です。
これからの世界情勢を考えた時に、この通貨の価値が上がる!って思ってるのに、
その通貨の取り扱いなかったら悲しいですよね?
②手数料が安い
外貨預金では、「円から外貨で預ける時」と「外貨から円へ受け取る時」の両方、
つまり往復で手数料がかかります。
銀行はFXと比べて、この外貨を売り買いするときの仲値との差が小さいため、
結果的に手数料が安くなります。
この為替差が銀行や証券会社の利益となります。
特にメガバンクでは手数料が高いため、預金時にプラスであったとしても、
受け取り時に手数料を考慮すると利益がマイナスになることもあります。
手数料は利益に直結してくる大切な要素です。
できるだけ手数料が安いFXを選ぶようにしましょう。
FXを取り扱う証券会社でも、それぞれ手数料の差はあるので、
ご自身にあった会社で口座開設しましょう。
他にもインデックス投資やらなんやらする時も手数料が安い
「SBI証券」か「楽天証券」が僕のおすすめです。
③金利が多くもらえる
FXだと購入した外貨と日本円との金利差を毎日スワップポイントという形で金利をもらえます。
FX取引において、通貨ペアの金利差に基づくスワップポイントは、
一般的に銀行の外貨預金の金利よりも高いことがあります。
これは、FX市場が世界中の多くの参加者がいて取引量が多いため、金利差が現れやすいからです。
そのため、FXスワップポイントを利用することで、より高い金利を受け取れることができます。
為替益ではなく、利子狙いの人にもFXはメリットがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
どうせ同じように外貨に投資するのであれば、銀行はおすすめしません。
やるからには利益が残りやすいFXでやった方が良いです。
他にもFXは24時間取引可能であったり、レバレッジをかけれたりと他にもお勧めできるところはあるのですが、今回は銀行と同じ土俵でもFXが有利な点を主に紹介しました。
この記事が外貨預金を始めようかと思っていた人の参考になれば幸いです。
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